イラストスクール PALETTE CLUB SCHOOL

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今年も次世代イラストレーターを現役プロたちが強力にサポートいたします。

イラストレーターとは自由業で、資格や学歴は問われません。
時代に即応した実力と信頼があれば、仕事につくことができます。
パレットクラブは、第一線に立つ現役のプロフェッショナルから
直接指導が受けられる、実践的なイラスト専門のスクールです。
常に、イラストの現場からのフレッシュな情報や技術を得て
次世代のイラストレーターや絵本作家を応援してゆきます。
イラスト基礎コース 毎週土曜日3:30〜4:30pm
イラストコース 毎週土曜日6:30〜7:30pm
イラスト卒業生コース 隔週日曜日1:30〜2:30pm
絵本コース 毎週日曜日4:30〜5:30pm

sns Twitter Facebook Instagram

講師や卒業生の展覧会、イベント、ねこ情報、
授業の様子などをチェックできます。

これから受講される方は必見です!

3月16日(金)〜3月25日(日)
1:00〜7:00pm(最終日は6:00pmまで)
パレットクラブにて [MAP]

19期生からのメッセージ
DM
パレットクラブスクール特別企画

「原田治のイラストレーション展」

4月7日(土)〜5月20日(日)
1:00〜7:00pm(入場無料)


パレットクラブスクールの創立者である、イラストレーター、故・原田治の仕事を振り返る展覧会。
原田は1970年の「anan」創刊とともにイラストレーターとしての仕事を始め、様々な雑誌や広告で活躍。76年オリジナルのキャラクター「OSAMU GOODS」を生み出し、日本の「かわいい」文化に多大な影響を与えました。これまであまり見る機会のなかった70〜80年代を中心に貴重な原画や印刷物を展示します。

4月7日(土)※予約不要
トークショー 4:30〜6:00pm
飯田淳×上田三根子×赤勘兵衞×ヒロ杉山
レセプション 6:00〜8:00pm
関連イベント

4月27日(金)7:00〜8:30pm 菊地敦己×服部一成 トークショー
5月12日(土)7:00〜8:30pm 都築潤 レクチャー「イラストレーションのながれ(70年〜80年代)」について
(各回とも予約制です。 参加費:各1000円 予約先:information@pale.tv

WORKSHOP

パレットクラブ講師による1日限りのワークショップです。

『簡単豆ラフをつくろう!』講師:高畠那生

4月20日(金)7:00〜9:00pm

絵本のお話を作ってみましょう。お話作りが初めて、苦手な方向けです!

『ティッシュペーパーに描く』講師:飯田淳

5月13日(日)11:00〜1:00pm

ユニークな技法で新しいイラストレーションを発見してみましょう。

参加費:各2000円 (材料費は個人負担)
申込方法:メールにて、ご希望の日にち、氏名、電話番号、メールアドレスをお知らせください。
information@pale.tv

hana

これまで開催されたイベントはこちら。

kumo

パレットクラブ卒業生のHPリンクです。

enogu イラストコース

毎週土曜日 6:00〜8:00pm
期間・2018年6月〜2019年2月 全33講座 定員50名

イラストコースは、生活、趣味、ファッション、雑誌、本など、広範囲なジャンルを扱い、様々なスタイルを持ったプロのイラストレーターが指導にあたります。課題講評やポートフォリオ作成など、現役プロならではの実践的なアドバイスや技術指導が受けられます。そのなかで受講生の方が自分自身にあったスタイルを発見し、個性を磨いてゆくことを主目的とするコースです。今の時代にふさわしいイラストが描けるようになれば、次はどうしたらプロとして仕事につくことができるかが問題になります。イラストレーターの他に、編集者、本の装幀や雑誌のアートディレクター、キャラクターデザイナー、Webクリエーターなどが講師として指導にあたります。イラストの売り込み、デザインや印刷の作業現場からの知見を広げることができます。当校の卒業生でプロのイラストレーターになった講師もいて、先輩後輩の親密でフランクな授業もあります。また生徒さん同士の交流も盛んで、グループ展、企画展など積極的に参加される方が増えています。イラストコースで、前向きに、イラストを描く楽しさ面白さに目覚めてください。 ----------
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講師:飯田淳
実験的なドローイングのトレーニング。普段と違うもののとらえ方に挑戦する。実技の後に講評会。
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講師:いとう瞳
課題「部屋と人物を描く」。画面全体のバランスを意識しながら、人物を特別なものではなく、画面の中の一構成要素として描くためのトレーニング。
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講師:ヒロ杉山
課題「ウララモルルと私」。意味のない言葉からイメージを膨らませる発想力のトレーニング。構図や色についてのアドバイス。
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講師:伊藤弘
お仕事について、グルービジョンズの方法論についてのお話。ポートフォリオの講評。よりよい作り方、見せ方についてアドバイス。
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講師:杉浦さやか
課題「自己紹介イラストエッセイ」。文と絵で自分を紹介する。イラストレーターになるまでのお話やイラストレーターを続けていくためのアドバイスも。
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講師:北村人
イラストレーターになるまでのお話。自由課題の講評では、一人一人の状況に合わせて丁寧にアドバイス。
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講師:大塚いちお
デビュー前から現在までの作品や活動を紹介、イラストレーターになるための「個性」「個性的な絵とは?」「個性を身につけるには?」についてディスカッション。
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講師:黒田貴
出版界の現状についてのお話。課題「書店店頭を取材し、売れていそうな本をチェックして、自分が仕事してみたい、出来そうなジャンルを選び自分の作品をファイルにまとめる」。出版社に売り込む時のファイルの作り方についてアドバイス。
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講師:100%ORANGE
課題「自信作」の講評。それぞれの絵のよさ、さらによくなる点をアドバイス。
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講師:服部一成
課題『桃太郎』『赤ずきん』それぞれ、表紙の絵を描く」。自由に発想を膨らませて、見慣れたものをどのように新しく見せるかがポイント。編集者やデザイナーなどイラストを頼む側の人たちが考えていることについてのお話。
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hana イラスト基礎コース

毎週土曜日 3:00〜5:00pm
期間・2018年6月〜2019年2月 全33講座 定員30名

イラストとは何か、どんな仕事なのか、イラストと絵画の違いは何か、どのようにしたらイラストレーターになれるのか、など基本的な知識を得ることから授業は始まります。続いてイラストレーターにとって基礎的な、デッサンやクロッキーの実技指導、講師とともに行うワークショップなどがあります。同時に、イラストのアイデアやラフスケッチのつくり方、自分の個性に合った画材の選び方など、テクニックや考え方を一から学ぶことができます。初心者の方のためのコースです。 ----------
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講師:黒田潔
課題「8月の一番印象に残っている出来事やものを絵にする」、作品ファイルを見ながらの講評。それぞれの絵の面白くなりそうなところや新しい提案などをアドバイス。
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講師:早乙女道春
実技「ミュージシャンをクロッキーする」。画板の持ち方、被写体との距離の取り方など、クロッキーの基本的な描き方や実際の人間の骨格や全体の形をとらえる感覚を身につける。
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講師:河村ふうこ、吉岡ゆうこ
実技「自分のお気に入りのアーティストのCDジャケットを描く」。ミュージシャンのイメージに寄せすぎないで、自分のオリジナリティを出せるように描くことがポイント。
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講師:信濃八太郎
実技「時事問題をテーマにした原稿を読んで描く」。文章を読んでどう返すか。イラストレーターとしての視点やアイデアが求められる。実際に依頼されたつもりで描くトレーニング。
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講師:都築潤
イラストレーションの語源、定義、イラストレーションとアートとの違い、イラストレーションと広告との関係のお話。実技『はめ絵を描く』。条件に縛られて描くことによって、新たな作風が生まれる可能性も。
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講師:いとう瞳
実技「消しゴム版画でステーショナリーをつくる」。消しゴムに絵や模様を彫り、簡単な版画的表現を学ぶ。
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講師:網中いづる
課題「人物をモノクロとカラーで描く」。構図、画面の作り方、色の配分、線で描くか面で描くかなど「絵」にするためのポイントをそれぞれの課題作品に合わせてアドバイス。
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講師:赤勘兵衞
絵を描くとはどういうことか。本質的な議論から、今後イラストレーターとして活動していく上で大事なことについてのお話。実技では手や足のデッサン。パースを使って描く。
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講師:前田ひさえ
課題「同じ画題、構図の絵を違う描き方で3枚描く」。この3枚を見ながら一人一人に話を聞き、テーマや描き方を一つに絞り、2回目の授業でZINEを作る。編集作業や方向性を決めて描くトレーニング。
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講師:wato
実技「大きな紙に絵の具で動物を描く」。対象をよく見て描くトレーニング。全身を使って描く楽しさを体験できる。大きい絵を描くコツは、離れて見たときにどう見えるか、距離感を意識することが大切。
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ehon 絵本コース

毎週日曜日 4:00〜6:00pm
期間・2018年6月〜2019年2月 全33講座 定員30名

先の見えない不安定な時代であっても、子供たちに、楽しい夢や希望を与えることができる絵本が必要とされています。この現代に生まれて成長する子供たちの心に響く、夢のある絵本を一緒につくりましょう! 現役の絵本作家やイラストレーター、絵本編集者が、直接指導をするコースです。現在活躍中の人気絵本作家もこのコースから多く輩出しています。 ----------
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講師:飯野和好
先生による絵本の読み聞かせ。課題「グリム童話または日本の昔話のキャラクターを描く」、「色々なものから擬人化したキャラクターを描く」。観察して、想像力を働かせることがポイント。
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講師:塩見亮
実技「絵本のPOPを作ろう」。自分の絵本が出版されることのイメージトレーニング。自分の絵本の特徴や売りは何か。客観的に自分の絵本を見る練習になる。
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講師:作田真知子
課題「タイトル『おばけ』の絵本ダミーを作る」。一人ずつ前に出て読み聞かせし発表。編集者の立場からよい部分、よくない部分をアドバイス。
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講師:きくちちき
質問に答える形でのお話。どのように絵本作家になったか、普段どのように絵本を作っているのか、絵に対するアプローチの仕方など。絵本の読み聞かせも。
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講師:山縣彩
課題「つくりたい絵本のお話の種(テーマや内容)を3つずつ考えてくる」。一人ずつ発表し、講師やほかの参加者の客観的感想を参考に自分なりにひとつにしぼる。2回目はそれを元に各自絵本のラフを作る。
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講師:松田素子
編集された絵本の紹介、商業出版についてのお話。課題「絵本のダミーを作る」。絵本の中で自分が何を伝えたいのか客観的に捉え、冷静にお話を作っていくことが大切。
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講師:やぎたみこ
パレットクラブ在学中から、絵本作家になるまでのお話。課題「姿を変える能力を持ったキャラクターを作り、それを元に絵本のラフを作る」。キャラクター作りとお話の設定、あらすじを考えるトレーニング。
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講師:立本倫子
実技「仕掛け絵本(三分割絵本)をつくる」。構想を練り、製本の作業まで。構図や構成の重要性とユーモアの大切さについてのお話。
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講師:石津ちひろ
課題「詩または回文などの言葉遊びを使った絵本というテーマで作品を1〜3枚描く」。言葉と絵のコラボレーションを意識しながら作る。
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講師:木村真
課題「絵本の企画書を書き、そのラフを作る」。絵本の企画会議のように一人ずつ発表。商業出版について理解し、絵本作りを客観的に見る目を養う。
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enogu イラスト卒業生コース

隔週日曜日 1:00〜3:00pm
期間・2018年6月〜2019年2月 全18講座 定員15名

※イラストコース卒業生限定

1期生から20期生(1997年度〜2017年度)の「イラストコース」を卒業された方のみが受講可能です。すでにプロになられた人、さらにレベルアップを試みたい人、または新しい分野への売り込みをされたい人のための「イラスト卒業生コース」です。出版・広告を中心に、アートディレクターとイラストレーターによる特訓!教室です。

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講師:名久井直子
課題「誰でも知ってそうな物語を時代や国を変えて描く」。ポートフォリオも見ながらよい部分と改善する部分をアドバイス。それぞれの悩みに合わせて2回目以降は個別課題。完成度を上げるため、作風を変化させるためのきっかけに。
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講師:前田晃伸
課題「架空書籍のカバーイラストを描く」。内容をそのままイラスト化するのでなく世界観が広がるようなイラストにすることがポイント。20期生の中から『POPEYE』でイラストが使用されることになった生徒さんも。
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講師:菊地敦己
ポートフォリオを見せながら、技法、画材、モチーフの選び方や各自の問題点について話す。課題「やりたい仕事を具体的に想定して描く」。ブランドの雑誌広告、映画のポスター、書籍の装画など。ラフを提出し、ターゲットやデザイン計画をディスカッション。最終的に先生がデザインして仕上げる。
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講師:上田三根子
各自、作品の売り込みプレゼンをして、作品講評。一人ずつ作品の方向性を探り、どのような仕事をしていきたいかを一緒に考える。原稿料の交渉の仕方、売り込み先や仕事相手へのプレゼンの仕方をイラストレーターの目線でアドバイス。
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講師:宮古美智代
課題「原稿を読んでラフを描く」。疑似打ち合わせの形で講評。実際の仕事のようにそれぞれのアイディアやラフに対して、どこを膨らませるか、どの方向で完成させるかをアドバイス。
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講師:長崎訓子
課題「3つのキーワードを元にイラストレーションを作る」。これからどんな仕事をしていきたいか、目標を達成するためには小さな目標を1つずつクリアしていくことがポイント。「何を」「どう」「描くか」を考えること。
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講師:前田晃伸
課題「自分の得意なことを表現した16ページのZINEを作る」。いかに自分の世界観を一冊に落とし込み、説得力のあるZINEが作れるか。編集と構成、自己PRのトレーニング。
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講師:飯田淳
作品ファイルの講評。仕事を長く続けていくために、色々な技法を試し、時代の流行を意識すること、トレーニングを怠らないことが大切。
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講師:大島依提亜
課題「自分の代表作を正方形サイズで描く」。サイズ感が変わると自分の表現がどう変わるか。与えられたサイズの中で自分の持ち味をどれだけ出せるかがポイント。
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講師:宮古美智代
授業で打ち合わせして、本番用に仕上げたイラストを先生がその場で即興レイアウト。絵の見せ方、文字の入れ方、バランスなどを解説しながら。
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cool 活躍中の卒業生に聞いたパレットクラブの魅力
タムラフキコ 4期絵本コース卒業
たむら・ふきこ…長野県飯田市生まれ。大学受験失敗後、京友禅染め工房、アニメーション背景会社、主婦を経て、書籍、雑誌、広告などを中心に活動中。安西水丸氏に師事。HBギャラリー副田高行賞(2006年)。TIS会員。
http://www.tis-home.com/fukiko-tamura ----------

●パレットクラブ スクールを選んだきっかけ

実際に一線でお仕事されてる方々が講師だというところが目を見開かれるような魅力でした。雑誌『イラストレーション』に広告が載っていて、ここに行きたい、と強く思いました。

●パレットクラブ スクールに通って

活躍されている憧れの方々に、直接お話を伺えることはとても刺激的でした。私が通っているころは、課題が出るような授業は少なかった気がします。長新太さんが作品から想像していたのと違って、すごくダンディというかおいそれと近寄れない感じで驚きました。土井章史さんがお話を聞く形の授業で。「人間嫌いだ」とか言っていたし。そのころも年に何冊も絵本を出されていて、「最初のダミーはほんとにとんでもないものを描いてそれを編集者とすりあわせて落ち着かせて落ち着かせて あの絵本になる」とおっしゃっていて最初の構想はどんだけ!と頭が白くなりました。ある日、「行ってくる」と行先も告げずに旅に出る話、とか。こんな巨大な人も一応一人の人間の大きさをしているのだな、と思ったりしました。授業終了後、下のバーで隣に座らせていただいたのですが、膝がガクガクしていたことを覚えています。沢田精一さんの「セイタカダイオウ」の話も印象に残っています。原田治さんのお話はぼんやり暮している私たちには気付けない現実の話。

講師の方のエネルギーに圧倒されたこともありました。

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風邪気味で今日は休もうかなと思ったのですが、出てみたらその日の講師、今江祥智さんのパワーに血の巡りがよくなり授業が終わったら元気になっていました。今江さんは「自分の世代でつながりなさい」とおっしゃっていました。

授業の中で書きとめたりしたこともたくさんあったのですが、どれかが役に立ったというより、やる気をもらったり近づいていきたいイメージに絵がついた、ということが私には大きかったと思います。

●イラストレーターを目指して、絵本コースを受講

イラストレーターになりたい、という気持ちと、絵本を描きたいという気持ちの両方がありました。好きな絵の中に絵本を描いている人が多かったというのが、理由でしょうか。15才ぐらいのころに、たまたま 赤羽末吉さんのお話を聴いたことがあって、ずっと絵本作りにも興味がありました。最初に賞らしきものに入ったのも、ピンポイントの絵本の賞です。絵本コースに水丸さんもいらっしゃいました。パレットクラブの後で水丸塾に行き(ほんとは先に荒井良二さんの塾に行ったのですが そこで水丸塾のチラシを見つけたのです)、そこで自分の絵が決まっていったのでほんとに感謝しています。今考えると先にイラストレーションコースに行くべきでしたね。

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『読書人の雑誌 本』
装画/タムラフキコ(講談社)

●最初の仕事

デザイナーの方に持ち込みで観ていただき後日仕事をいただきました。「文学界」の目次と本文のイラストレーションです。なんでも自由に描いてそれを文章と合わせる、というのが驚きで楽しかったです。持ち込みは怖かったですが、途中から考え方を変えて「自分はじっとしてて向こうから見つけに来てほしいなんて不遜だ。こちらから見てもらいに行く方が向こうは手間がかからないし、適切だ」と思うようにしていました。それでも緊張してすごく沢山行ったとはいえませんが。HBギャラリーやチョイス、TISの公募展などに出すようになって、絵を観たデザイナーさんに装画のお仕事をいただいたのが「夕子ちゃんの近道」です。

●最近の仕事

書籍の装画、雑誌の表紙やカットなどを描いています、広告はたまに。講談社のPR誌「本」の表紙を3年ぐらい描いています。絵本はまだやったことがありませんが児童書は数冊やらせていただきました。「ともだちは、サティー!」「タイムストーリー5分間だけの彼氏」「のっぺらぼうのおじさん」など。今、NHKおはなしのくにの「うらしまたろう」をやっています。

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『夏の果て』
著/岡康道、装画/タムラフキコ(小学館)

●これからやってみたい仕事

人物を自分なりにもっと書くこと、映画に係わる仕事をしていきたいです。それから子供のころから模様が好きなので模様を作ってイラストレーションにしたいと思います。

●影響を受けた作家

安西水丸、茂田井武、スズキコージ、赤羽末吉、アンドレ・フランソワ、レオポルド・ショヴォー、デュボアザン、クートラス、アンリ・ルソー、今村紫紅。

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『夜間中学へようこそ』
著/山本悦子、装画/タムラフキコ(岩崎書店)

●生徒さんへのアドバイス

この人に観てもらいたい、認めてもらいたいと願う先生や友達を見つけられたら上手くいかない間もあきらめずにやり続けられると思います。実をいうと私がパレットクラブに通い始めたのが40歳なんです。若い時からイラストレーターになりたい希望を持っていたし通信の講座を受けたりしたけれど本当の仕事に近づくやり方は解りませんでした。今思うとそのまま流れて行ってしまいそうな時期だったと思います。パレットクラブに出会えて本当にラッキーでした。安西水丸さんの言葉ですが「人生は短い、やりたいことがあるならやってみるべきです」。

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加藤晶子 11期絵本コース卒業
かとう・あきこ…神奈川県生まれ。東洋英和女学院大学卒業。セツ・モードセミナー、あとさき塾などを受講。第35回講談社絵本新人賞受賞。MOE絵本大賞新人賞第4位。現、東海大学湘南キャンパス、非常勤講師。
https://www.atelier-mekuru.com ----------

●パレットクラブ スクールを選んだきっかけ

入学する何年か前から存在だけは知っていました。あるとき、絵本コースがあることを知って受講を決めました。小学生の頃から絵本作家になりたくて、どうしたらなれるのかよくわからなくて、ずっと自己流で描いていました。とにかく絵本が描きたかったのです。

●パレットクラブ スクールに通って

「毎週、こんな楽しいことがあっていいのか!」と思うくらい楽しかったです。現役絵本作家の方、編集者の方のお話はどれも“実”がつまっていて、楽しくて、毎回興奮しました。

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『クルツのごきげんしゃしんかん』
著/加藤晶子(講談社)

●授業

面白かった授業はスズキコージさんの封筒をつくる授業。色画用紙で好きな形の封筒を作って、持参した布や紙、絵具などでコラージュしました。
音楽かけながらのりのりで。今でも持っていますし、その後の作品作りのきっかけにもなりました。お面を作って被り、みんなで築地内を闊歩する授業もあったようですが、その日は行かれなかったことが今でも残念です(笑)。ためになった授業は荒井良二さんのその場でテーマを与えられて絵本を作る授業。その中で「お話の暴走を防ぐ」方法を教えていただいたのが、とてもわかりやすくて、今でも絵本を描くときに実践しています。

編集者の松田素子さんの授業も刺激的でした。1冊、1冊に込められた絵本の面白さを気づかせてくれましたし、絵本と向き合う心構えを教わった気がします。

●パレットで役立ったこと

授業は毎回、メモを取りまくりました。作家にはそれぞれのやり方や哲学がありますが、それらも全部ノートに書いていました。今でも行き詰まったときなどはそのノートを開いて眺めています。不思議とその時は気づかなかったことが、今の自分には突き刺さったりします。

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『てがみぼうやのゆくところ』
著/加藤晶子(講談社)

●最初の仕事

講談社の絵本新人賞に応募して新人賞を頂いたのがきっかけで、デビューしました。パレット卒業後もずっと閲覧用の手製本の絵本とその原画を個展で展示するというスタイルを続けていましたら、ありがたいことに「家でも子どもと一緒に読みたい」と言って下さる方が増えてきました。自分の中ではまだまだと思っていたのですが、「求めてくれる人がいるのなら、そろそろ具体的に形にすることを考えてみてもよいのでは」というある人の言葉に、突き動かされ、まずは、と思い応募しました。賞だけで終わらずに絵本を出版して下さるという副賞がついている点も大きかったと思います。それでも受賞後、約半年かけて応募作品を再構成し、描き直しての出版でした。現在、講師をしている大学の「絵本を作る授業」でも自身の応募時の作品と出版された絵本を比較して教材にしています。

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●最近の仕事

今年2作目の絵本を出版しましたが、今は3作目となる絵本を描いているところです。同じく講談社さんから出版予定です。

●これからやってみたい仕事

物語の挿絵や装丁などは是非、やってみたいです。
でも、頭の中に構想は沢山あるので、とにかく絵本をもっともっと描きたいです。そして将来は自宅で小さい人たちのための図書館(自宅文庫)ができたらよいなあ、と妄想しています。

●影響を受けた作家

アーノルド・ローベル、ジョン・バーニンガム、ユリ・シュリヴィッツ、ドン・フリーマン、堀内誠一、五味太郎、ドゥシャン・カーライ、ニコラ・ベイリーなど多数。

●生徒さんへのアドバイス

私はそこに通うことそのものが目的にならないように自分に言い聞かせていました。通ったからといって必ずしも絵本作家になれるわけではありませんが、プロの世界を垣間みることで絵本と真剣に向き合ってゆく心づもり、覚悟のようなものは得られる気がしますし、自分が目指したいところはどこなのか、気づくきっかけになるかもしれません。以前、担当編集者さんに言われたことですが「扉があったら開けてみる」だと思います。

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敷地内MAP
イラスト/加藤晶子

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原裕菜 15期イラストコース卒業
はら・ひろな…東海大学教養学部芸術学科卒業。イラストレーション誌『ザ・チョイス』第189回・190回入選。ギャラリーハウスMAYA装画を描くコンペティションVol.15芥陽子賞、『HBファイルコンペvol27』副田高行賞他。書籍、雑誌、広告などで活動の幅を広げている。
http://hiroringo.com

●パレットクラブ スクールを選んだきっかけ

大学時代にイラストレーション誌を読んでイラストレーターに憧れ、イラストレーションを描き始めました。でもそれまでは誰かの作風に似た絵ばかり描いていたので、ある時自分のタッチに行き詰まり、一度はイラストレーターになる道を諦めて普通の会社に就職しました。それからは趣味として絵を描いていたのですが、5年ほどの会社員時代のあいだに本を読んだり映画を観たり、様々な経験を通して自分の世界を広げていくうちに段々描くことが楽しくなってきて、自然と描いた絵を人に見てもらいたいと思うようになりました。パレットクラブは雑誌の広告で見つけたのですが、数ある学校の中でも憧れのデザイナーさんやイラストレーターさんが毎週入れ替わりで講師をされるので、色々 な意見を聞くには1番良い環境だと思えました。

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『七尾のために』
著/島本理生、装画/原裕菜(講談社)

●パレットクラブ スクールに通って

毎回色々な方のお話が聞けてとても刺激になりましたし、楽しかったです。イラストレーター、デザイナーと同じ業種の方でも皆それぞれ考え方やものの見方が違っていて、同じ作品を出しても返ってくる反応が全然違うこともありました。そうした様々な人の目に晒されて、自分のイラストレーションとは何かを考える作業は、迷いながらも楽しいものでした。この時に自分の個性を受け入れてくれる場所もあるのだと思えたことが、卒業してからも個展や売込み等の活動にどんどん飛び込んでいくための自信に繋がったと思います。

●授業

課題は先生によって様々なのですが、名久井直子先生の「イノセント」、長崎訓子先生の「赤、流れる、時間」等、抽象的なワードを元に描いてくる課題が楽しく、印象に残っています。例えば書籍の装画であれば本の内容をそのままイラストレーションにするのではなく、内容と少し距離感をもって描くこともイラストレーションの一つの方法だと学んだ授業でした。また、安西水丸先生が授業で仰っていた「絵の上手い人ではなく、絵を好きな人がイラストレーターとして残ってゆく。」という言葉は、今でも思い出しては励まされます。

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●仕事

上記の続きになるのですが、媒体と自分のイラストレーションとの距離感や、仕事を受けた際にどうやってイメージを膨らませていくか等は、パレットの課題をこなしていた時に学んだことが大きいです。そういった意味では、パレットの課題で実際の仕事にとても近いシュミレーションが出来たことが役に立っていると思います。

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広告『北欧トラベル』
「地球の歩き方」より

●最初の仕事

パレットを卒業して1年位した頃、講師の名久井直子さんからお仕事を頂いて、カレン・ラッセル著、松田青子さん翻訳の『狼少女たちの聖ルーシー寮』という短編小説集の装画を描かせていただいたのが最初のお仕事です。

授業の際に、名久井さんが作品を気に入ってくださって、ファイルをお送りさせて頂きました。それから大体1年後くらいにご依頼を頂きました。

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『狼少女たちの聖ルーシー寮』
著/カレン・ラッセル、装画/原裕菜(河出書房新社)

●最近の仕事

ちょうど初めてのお仕事を頂いた頃、チョイス等のコンペにも入選するようになってきたので、それを機にデザイン会社や出版社へ売込みをするようになりました。初めは書籍や文芸誌がメインでしたが、展示や売込みで出会いが広がっていくうちに広告、web、ステーショナリー等自分では思ってもいなかった分野のお仕事を徐々に頂けるようになってきました。

●これからやってみたい仕事

物語性のある絵を描くのが好きなので、絵本の仕事がしてみたいです。また、大きな媒体(電車や街中の広告等)のお仕事にも挑戦してみたいです。

●影響を受けた人

沢山ありすぎて脈絡がないようですが、ツヴェルガーの絵本やバルトゥス、ドガ、マルセル・ザマ等のアーティスト。マイケル・ケンナやクーデルカ等の写真家。宇野亜喜良さんや長崎訓子さん。北村人さんからはイラストレーションの考え方だけでなく仕事に対する姿勢など様々な面で影響を受けました。

●生徒さんへのアドバイス

他の方も仰っていることですが、課題は毎回出した方が良いです。自分では駄目だと思って出した課題でも、講評の中ですごいヒントを貰えたりします。厳しい評価に一喜一憂せず、ぜひどんどん描いて沢山出して下さい。もし心折れそうになったり迷ったりしたら、どんな小さなことでもスタッフの人たちに相談してみてください。沢山のイラストレーターが育つのを見てきた方々ですから、きっと何かヒントをくださるかもしれません。

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20期生からのメッセージ

阿部一太
イラストコース

こんな時代に、毎週違った講師の方々に自分の描いた絵を直接見てもらい、絵の感想やアドバイスを直に聞くことができるなんて、今考えても本当に贅沢なことだなぁと思います。毎週異なる課題もユニークな内容が多く、日々頭の中は何を描くかということでいっぱいでした。普段は選ばないモチーフを描いて新しい発見をしたり、一緒に通う仲間の描いた絵を見て驚かされたりもしました。本当に講評会は何度やっても慣れないし、緊張もするけれど、自分の描いた絵を他人に見せることは、思えばイラストレーターになる第一歩だったのかなと思っています。
https://www.instagram.com/itta__abe/
作品
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杉森チズコ
イラスト基礎コース

基礎コースの授業では実技と課題があります。実技は実験的で、普段使用しない画材や新たな描き方を学ぶことができました。課題では、与えられたテーマに対し自分なりの解釈で作品を制作し、講評をしていただきます。週ごとに変わる憧れの講師の方々に真剣に講評していただき、新たな視点の発見、制作の励みになりました。
同じ課題でも、多種多様な受講生仲間のイラストを見るだけで、刺激的で楽しく勉強になります。授業を重ねていく度に、自分も受講生仲間も確実に成長していることを感じられ、とても充実した時間でした。
https://www.instagram.com/sugimori_chizuko/
作品
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mozu
絵本コース

活躍中の絵本作家さん、編集者さんの講義は毎週とても新鮮で刺激的。
今の絵本業界を身近に感じる事ができました。講師陣はさまざまですが、どの講師の方も「こどもが楽しめる絵本を」、そして「自分も楽しんで作ろう」としている姿が、とても印象的でした。しかし、毎週出る課題は、結構ハード!講評は、優しくも厳しい…!
くじけそうな時もありますが、パレットへ行けば受講仲間がいます。励まされ、元気とやる気をもらって、また頑張れます。遠距離通学でしたが、遠くの地に同じ志を持つ仲間ができた事は、大きな励みになりました。
http://mozu.main.jp
作品
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いわさきちさ
イラスト卒業生コース

授業内容は一言では言い切れないほど充実しています。弱点の克服や、やりたい仕事の方向へ導いてくださるような、生徒一人一人のために考えて出してくださる個別課題。実際に生徒誰かの作品が雑誌誌面に採用されるという、仕事直結の課題。
提出したイラストを、先生自らデザインをして仕上げてくださる授業など。
緊張感のある中でも笑いが起きたり、みんなでアイデアを出し合ったり、先生や生徒同士の距離感が近く、毎回新鮮で楽しい時間でした。先生からいただいた嬉しい一言も、思わず落ち込んでしまった一言も、今の作品の一部になっている気がします。
https://www.chisacoro.com
作品
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